リーファース国産安心きのこ認証の基本的な考え方

リーファース国産安心きのこ認証基準は、「安心きのこ生産マニュアル」(全国食用きのこ種菌協会発行)を基本に「食品安全GAP」(農水省公表)の要求事項をあわせた、食の安心・安全のためのきのこ生産者に対する基準として2005年にスタートしました。
その後、「食品トレーサビリティシステム導入の手引き」(「食品トレーサビリティシステム導入の手引き」改訂委員会発行)及び「農業生産工程管理(GAP)共通基盤に関するガイドライン」(農水省公表)の要求事項も取り入れ、認証事業者はリーファースのこの基準を遵守することで、GAP及びトレーサビリティにも対応し、内部体制の強化、残留農薬基準の対策、エネルギー節減対策にも活用しています。またこれらのことを第三者に確認されているということで消費者に安心して購入できるきのこであることをアピールして販売されています。

この度は東日本大震災による原発事故による影響に対応すべく、放射性物質検査も基準に追加しました。

多くのことが1つの検査で確認されますが、この認証を取得することにより、より安心できるきのこを継続して消費者へ提供する結果になると思っております。その意味でも是非にこの認証制度を活用されることを推奨します。

また、リーファースは農林水産省の生産情報公表農産物JASの登録認証機関でもあります。 リーファースの国産安心きのこ認証だけでなく生産情報公表JASの認証申請も受け付けております。その際は下記の特徴をご参照され、ご検討ください。

【消費者に安心を伝える手段の選択】

認証の種類 リーファース国産安心きのこ認証 生産情報公表農産物JAS認証
テーマ 安全性(GAPの規範を含む) 情報公開
安心の根拠 生産の各工程において安全性に関する基準を遵守する 使用した資材等の情報を公表する
準拠する基準 リーファース国産安心きのこ認証基準 JAS生産行程管理者の認証の技術的基準及び生産情報公表農産物のJAS規格