国産安心きのこ認証の特徴
- 種菌業者の認証を行ったうえで、その種菌を使い生産する生産者の認証を行います。
- このため種菌の素性が明確にされています。
- 主な基準の内容は次のとおりです。
① | 種菌、菌床栽培、原木栽培においては、重金属や砒素の残留が基準値以下の資材を用いて栽培されていること | |
② | 種菌製造から含めて栽培中に農薬を使用しないこと | |
③ | わかっている資材で栽培されており、その記録が取られていること(=トレースできること=トレーサビリティ体制の確立) | |
④ | GAP(農業生産工程管理)に基づき、衛生管理等においても管理されていること | |
⑤ | 定期的な内部検査を実施していること | |
⑥ | エネルギー消費の節減を行っていること | |
⑦ | 従業員へ定期的に教育訓練を行っていること | |
⑧ | リーファース指定産地において(※)、放射性物質検査も定期的に実施されていること。 ※使用原材料が東日本17都県のものであった場合。 また製造地が東日本17都県であった場合。 |
生産情報公表JASとの違い
生産情報公表JASは栽培地や使用している資材の名称を公表するのみであり、個々の資材の安全性まで確認することは求められていません。
これに対し、国産安心きのこ認証は、個々の資材の素性や重金属汚染の有無などを書類を通じて確認すること、また栽培中の衛生管理などを求めておりますので、より安心して消費者に購入できる認証といえます。