取り扱う食材の一部がオーガニックでも認証取得可能

飲食店で取扱っているものが全てオーガニックでなくても認証の申請ができます。
但し、オーガニック食材を使用したもののみ表示。

真のオーガニック食材かを確認

「オーガニック」「有機」とメニューに表示されているものが、本当にオーガニックの材料(第三者によって認証されているオーガニック品)を使用しているかを納品書、オーガニック認証を示す文書等で確認します。

従事者はオーガニックについて学習

飲食店従事者はオーガニックに関して説明できるよう講習会を受講します。

食材調達の5年の長期計画の構築

責任者は、入手困難な食材を除き、できるだけオーガニック原料を使用することを方針として策定し、内外に表明します。また食材調達に関する5年の長期計画を立て、有機食材の取り扱い数量増について、自主目標を宣言します。

メニュー等へは単品ごとの表示も可

認証事業者は、メニュー等への表示に、単品ごとに下図のようにカテゴリーの記載をすることができます。
但し、「オーガニック○○」または「有機○○」と表示しない場合は一般原料を使用できます。
肉や魚に関しては、有機畜産物や有機水産物を入手することが非常に難しい現状であることを考慮し、メインディッシュが非有機の畜産物、水産物の場合で、農産物由来のサイドディッシュが80%以上オーガニックを使用している場合は、このことを特別標記できることとします。
尚、使用する非有機の肉や魚の購入に関して、店舗において購入基準を設け、それに則って購入することを推奨しています。

マーク表示
内容
有機農産物単品か又は有機JASレベルの配合割合のもの(食材の80%以上がオーガニックを使用しているもの)
主たる食材(最低限全体の50%以上)がオーガニック食材を使用しているもの
オーガニックの食材を一部使用しているもの

 

区分
定義
補足
有機農産物、
有機農産物加工食品
有機JASマークがついているか、納品書等で有機のものと確認できるもの。 JAS法において、JASマーク表示が義務化されている。
有機畜産物、有機畜産物加工食品、有機農畜産物加工食品 国産の場合、有機JASマークがついているか、それと同等の管理がされているもの。
外国産の場合、当該国のオーガニック認証が取得されているもの。
JAS法において、JASマーク表示が義務化されていない。
有機水産物、
有機水産物加工食品
外国のオーガニック水産物基準で認証されているもの。 日本には公的な規格・認証制度がない。