Q1.なぜこのような認証をスタートしたのですか?
主な理由は下記のとおりです。
(1)メニューに「オーガニック」とか「有機」と書かれてあっても、本当にオーガニックのものが使われているのか、全原料がオーガニックなのか、一部がオーガニックなのかわかりにくい現状であるので、消費者にとってわかりやすいメニュー表示にしたかったこと。
(2)欧米各国では、オーガニックの普及が進んでおり、オーガニック材料の調達もさほど困難ではないが、オーガニック材料の調達が難しい日本において、頑張ってオーガニックの材料を使った料理を提供しようとする飲食店の取り組みを評価すること。
(3)オーガニック食材を使用した飲食店の取り組みを評価する制度が出来ることによって、より多くの飲食店が取り組みを開始し、日本の飲食店におけるオーガニック食材の購入量を増やすことに貢献したかったこと。
Q2.どのようにしてオーガニック食材を使っていることを確認するのですか?
メニューに表示しているオーガニック食材を購入したことを証明する納品書又は請求書、オーガニック食材がオーガニック認定品であることを裏付ける資料の確認します。
Q3.リーファース オーガニック レストラン認証では、有機原料しか認めないのですか?肉や魚はどうなりますか?
飲食店において「オーガニック○○」と表示する際はオーガニック原料を使用する必要がありますが、「オーガニック○○」または「有機○○」と表示しない場合は一般原料を使用できます。
肉や魚に関しては、有機畜産物や有機水産物を入手することが非常に難しい現状であることを考慮し、メインディッシュが非有機の畜産物、水産物の場合で、農産物由来のサイドディッシュにオーガニックの食材を使用している場合は、このことを特別表記できることとします(注:農産物でオーガニック食材の使用比率によって葉っぱマーク数は異なります)。
尚、使用する非有機の肉や魚の購入に関して、店舗において購入基準を設け、それに則って購入することを推奨しています。
Q4.認証後の業務はどのようになりますか?
(1) 基準に基づき業務を実施します。
(2) メニューに「オーガニック」または「有機」と表示する際、事実に基づいて表示する必要があります。担当者はオーガニック食材を調達し、使用できることを確認した上で表示します。
(3) 原則としてメニューはいつでも提示できるよう、保管しておきます。
(4) 1年に1回以上当社の調査を受けます。